マイクロスコープとは
マイクロスコープとは、日本語で顕微鏡のことです。マイクロスコープを使用することで、肉眼では見えない歯の根の内部や歯質と人工の歯の境目を高倍率で拡大して見ることができます。
拡大視野下で治療することによって、歯質を不要に削り過ぎたり、逆に細菌に感染した組織を取り残したりするリスクを軽減することができます。
ひとりひとりを
しっかりと診るということ
最新式の歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使った治療では、歯の根っこの内部のより細かい部分まで見ることができます。
これは、今まで見えていなかった部分が見えるため、治せる範囲や可能性が広がるわけですが、逆に言えば、細部まで見える分、治療には時間を必要とすることを意味します。
徹底してみるには、最低1時間は必要になるでしょう。
そういう高度な治療は当然、自費治療となりますから、その分責任も重みも増して、院長やスタッフのスキルアップにも力が入ります。私自身が先頭に立ってトレーニングを欠かさず進めています。
最近ではTVや新聞・雑誌などで事故や事件的なネガティブな報道がされることも多い「インプラント」ですが、インプラント自体は非常にすばらしい医療技術であり、解決策になり得ます。
ただ、インプラントはコストがかかります。
良い治療のためには、良いものを使わないといけないので、治療費用も掛かります。でも、長い目で見ればその方がコストパフォーマンスが良いこともありますので、歯がなくなってしまった場合の重要な選択肢のひとつです。
私は、「かみ合わせ」がきちんとしていれば、インプラントでも入れ歯(義歯)でもどちらでもいいと考えていますので、患者さんにはそう伝えて治療方法を決めていくやり方をしています。
今後も、その方針は変りません。入れ歯(義歯)もインプラントもやっていきます。